最近テレビのCMで、「腰回りにつけるサポーター」をよく見ます。また、ネットの質問コーナーで「あのサポーターは効果があるのか」と言う質問もしばしば見かけるようになりました。もう20年以上前の話ですが、私も思いっきりの腰痛に悩まされたことがありました。一年間浪人生活をして、一切「運動」と言うものから離れて暮らしていた時期がありました。無事に合格した時には「ぶくぶく」に太ってしまっていました。そのせいで、腰の持病(生まれつきの腰椎の奇形)が見つかりました。

 本当はくっついているはずの腰椎が外れていて、間から軟骨が出てきて神経を圧迫しているという、「椎間板ヘルニア」と同じ状態になりました。

 高校時代はテニスを続けていたのでそれなりにトレーニングもしていました。そのせいで腰回りの筋肉が腰椎を押さえつけていてくれて、発症しなかったのです。ところが一年間の浪人生活ですっかり筋肉がなくなるとともに体重も増え、前かがみになると腰に激痛がはしるようになりました。

 整形外科で見てもらい、「筋肉をつけるためのリハビリ体操」と「腰痛ベルトを作ってもらう事となりました。
 ベルトは自分の体に合わせたものでないとあまり効果がないという話を聞きました。基本的に上半身の重さを腰ではなく骨盤に乗せて、腰への負担をなくすというのが「腰痛ベルト」の役目らしいのです。なので自分の今の体形に合っていないと腰への負担が減らず、痛みが続くといわれ、思いっきり出てしまったおなから骨盤の周りを測定して、「自分専用の腰痛ベルト」を作ってもらいました。

 結果としては、市販の物よりも幅があり、メッシュにはなってはいるものの多少蒸れることもあり、無大学に通っている頃は夏などはシャツを別にもう一枚持って行って、更衣室で着替えることもありました。それでもやはり自分の体に一番フィットしているので腰の痛みは薄れ、楽に生活ができるようになりました。
 また、教えてもらったリハビリ体操を毎晩つづけたり、サークル活動で体を動かすようになったのでいらないお肉も減り、大学卒業までにはもう「腰の痛み」はなくなっていました。

 今は薬局へ行くとさまざまな腰のサポーターや腰痛ベルトが売られていまする効果があるのかどうかは使ったことがないのでよくわかりませんが、やはり自分の体形にぴったりしないと腰への負担が減らず、あまり効果はないのではないかと思います。

 やはり自分で「あいそうなものを買う」より、きちんとした医師のもとで、正しい診察を受けて正しい治療方法で直すのが一番の近道だと思いました。